asahi.com（朝日新聞社）：恋路にレールはない のと鉄道 - 関西

恋路にレールはない のと鉄道2008年9月20日 印刷 ソーシャルブックマーク 生い茂る草に囲まれた恋路駅跡。ノートの書き込みを見ると、今も訪れる人がいることがわかる。すぐそばのトンネルはさくで閉ざされていた＝石川県能登町赤字に苦しみながらも運行を続ける、のと鉄道七尾線。夕方の駅、学校帰りの少女が降りていった愛好家が維持管理を続ける鉄道郵便車「オユ１０」＝いずれも石川県七尾市 フォトギャラリー こけむした長い階段を上ると、山腹にホームがあった。レールと枕木は取り外され、その跡を草が覆っていた。 能登半島を走る第三セクター・のと鉄道の路線のうち、石川県穴水（あなみず）町と珠洲（すず）市を結んだ能登線が廃止されたのは３年前。ロマンチックな名前で多くの人を呼び込んだ恋路駅の待合室は、クモの巣だらけになっていた。 旧国鉄広尾線の幸福駅（北海道帯広市）から始まった切符ブームに乗り、能登半島の東端

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そんな逸話が残された場所だったのかぁ。