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asahi.com(朝日新聞社):春樹文学ゆかりの公園、動物消える 芦屋市の財政難で - 社会
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3月末で打出公園からいなくなるセキセイインコ=兵庫県芦屋市、南部泰博撮影打出公園のサルのおり(右... 3月末で打出公園からいなくなるセキセイインコ=兵庫県芦屋市、南部泰博撮影打出公園のサルのおり(右端)と鳥小屋=兵庫県芦屋市、南部泰博撮影 村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」にサルが飼育されている公園として登場する兵庫県芦屋市の市立打出公園から、3月末で動物の姿が消える。半世紀前にサルやリスがやってきて以来、「お猿公園」の愛称で親しまれていたが、次第に動物が減り、最後に残ったインコも、財政難のあおりで保育所などに引き取られることになった。 住宅街の中の打出公園には、遊具に交じってサル用だったおりと二つの鳥小屋が並ぶ。今年2月にクジャクが死に、今いるのはセキセイインコ10羽だけ。地元住民に世話を委託してきた芦屋市が「財政難の折、インコだけのためにえさ代と手間賃を払い続けるのもいかがなものか」と、市内の保育所や幼稚園に引き取ってもらうことにした。 市によると、1959年、芦屋動物愛護