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asahi.com(朝日新聞社):調書誘導に刑事補償請求 29歳男性、大阪地裁支部に - 社会
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asahi.com(朝日新聞社):調書誘導に刑事補償請求 29歳男性、大阪地裁支部に - 社会
大阪地検堺支部の男性検事(当時)から誘導ととれる取り調べを受け、その後に起訴を取り消された男性(... 大阪地検堺支部の男性検事(当時)から誘導ととれる取り調べを受け、その後に起訴を取り消された男性(29)が12日、「捜査機関の重大な過失で1年近く不当に拘束された」として、407万5千円の刑事補償金を支払うよう大阪地裁堺支部に請求した。国家賠償請求訴訟を起こすことも検討しているという。 大阪府貝塚市の長屋のすだれなどに火をつけたとして逮捕・送検された男性が物事をうまく説明できないのに、検事は男性が取り調べで詳しい犯行状況や謝罪の言葉を述べたとする自白調書を作成。調書内容の確認の際にも、その内容に合うように同じ質問を繰り返すなどし、昨年1月に裁判員裁判の審理対象となる現住建造物等放火罪などで起訴した。 男性側が公判前に争点を絞り込む手続きで起訴内容を否認したため、地検が取り調べの様子を録音・録画したDVDなどを検証。検事が障害を十分考慮せずに作った調書の信用性には疑いがあると判断し、昨年1