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朝日新聞デジタル:長崎ストーカー殺人、被告に死刑求刑 弁護側は無罪主張 - 社会
長崎県西海市で2011年12月、ストーカー被害を訴えていた女性の母と祖母が殺害された事件で、殺人... 長崎県西海市で2011年12月、ストーカー被害を訴えていた女性の母と祖母が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた筒井郷太被告(28)=三重県桑名市=の裁判員裁判が3日、長崎地裁(重富朗裁判長)であった。検察側は「何の落ち度もない2人を殺害した行為はあまりに身勝手」と死刑を求刑。被告と弁護側は無罪だと主張した。 検察側は論告で、筒井被告が事件翌日に長崎市内のホテルで任意同行を求められた際、被害者の財布や、2人の血がついた出刃包丁を持っていたと主張。「犯人でなければ、あり得ない」と指摘した。逮捕当初の自白についても「具体的かつ合理的で信用できる」と説明した。 そのうえで、最高裁が1983年に動機や結果の重大性など9項目を示した死刑選択基準(永山基準)に沿って「個人的な恨みもない2人をためらいなく殺害した非人間性は顕著だ」として、死刑を回避する理由はないと結論づけた。
2013/06/04 リンク