朝日新聞デジタル：赤い眼鏡、同僚と女子会…菊地容疑者の逃走生活 - 社会

菊地直子容疑者が住んでいた家＝４日午後５時３７分、神奈川県相模原市、山口明夏撮影潜伏先と勤め先の見取り図 赤い縁のおしゃれな眼鏡。ご近所さんと焼き鳥屋に通い、同僚との女子会ではカクテルを飲む。オウム真理教元信徒の菊地直子容疑者（４０）は「櫻井（さくらい）千鶴子」を名乗り、周囲にそんな姿を見せていた。 逮捕される２日前の１日午後、菊地容疑者は神奈川県相模原市の美容室を訪れていた。 淡いピンクの上着にズボン姿。担当した男性美容師（３３）によると、昨年７月以来の来店だった。茶髪は自分で染めたばかりのように見えた。 「軽い感じに」 希望は、襟足が短く、前下がりのボブ。全体を２センチほど切った。眉の高さに整えられた前髪は「切らないで」と言われた。 フリーペーパーの割引券を持っていて、代金は３割引きの３７００円。５００円で追加できるシャンプーは「なし」。前回の来店時は、２５００円で済む半額