朝日新聞デジタル：津波がれき、北米に３．３万トンと試算 １３年６月ごろ - 社会

環境省は９日、東日本大震災の津波にのまれ、北米各地の海岸に流れ着くがれきは、来年６月ごろに約３万３千トンになるとの試算結果を公表した。今年４月に公表した予測では、来年２月には約４万トンのがれきが海岸から沖合１０キロ以内の海域に到達するとしていた。計算方法の変更と気象データの精度向上で、海岸に流れ着く量が推計できたという。 同省によると、津波で流れ出たがれき約１５０万トンのうち、アラスカからカリフォルニア州にかけての海岸線に到達するがれきの累計は今年１２月時点で２９０トン。来年は飛躍的に増え、４月に１万４千トン、６月に３万３千トンとなる。その後、どれだけ増えるかは調査中という。 より詳細な風のデータを用いて解析した結果、がれきの移動が４月時点の試算よりもゆっくりしていることも分かったという。 北米各地に漂着したがれきの処理を巡っては、日本政府が米、カナダ両国に計６００万米ドル（４億８千

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”北米各地の海岸に流れ着くがれきは、来年６月ごろに約３万３千トンになるとの試算”