朝日新聞デジタル：川口・参院環境委員長が解任 常任委員長では両院通じ初 - 政治

参院本会議で自身の解任決議案の趣旨説明を聞く川口順子氏＝９日午前１０時５分、樫山晃生撮影 参院環境委員会の川口順子委員長（自民）が国会の承認を得ずに海外出張を延長した問題で、野党７党が提出した川口氏に対する解任決議案が９日の参院本会議で採決され、賛成多数で可決、川口氏は環境委員長を解任された。常任委員長が解任されるのは、衆参両院を通じて初めて。 採決結果は、民主、みんな、生活、共産、社民、みどりの風、日本維新の会、新党改革の各野党による賛成が１２３票、自公両党など反対が１０７票だった。 川口氏の中国出張は、参院議院運営委員会が４月２３、２４両日の日程で了承。２４日になって、急きょ川口氏が中国の楊潔●（ヤンチエチー、●は竹かんむりに褫のつくり）国務委員との会談を理由に延長を自民党幹部に連絡してきたが、野党側は受け入れず、川口氏は国会の許可なしに滞在を延長し、２５日の委員会が開けなかった

[vox_populi]

今回の件は、中国側の非礼によって日本の政治が振り回された点が最大の問題。習近平自身、以前非常なショートノーティスで天皇との会見を実現させた、非礼の実績の持ち主。中国側の非礼を批判することこそが重要だ。