asahi.com（朝日新聞社）：市長リコール問う住民投票、実施の公算 岐阜・中津川 - 政治

印刷 岐阜県中津川市で、大山耕二市長（６１）の市政運営に反発する市民らが、市長の解職請求（リコール）に向けて署名を集めている。その市民団体が１９日、署名が解職の賛否を問う住民投票に必要な有権者数の３分の１（約２万２５００人）を超えたと発表した。住民投票の見通しが強まった。 市民団体は「中津川一新の会」（菅井陽一代表）。反市長で超党派の市議１０人や元市議３人と連携し、８月下旬から署名活動をしている。１８日までに２万６１０９人分を集めたという。 市議会は、旧中山道の中心街に計画された図書館の建設計画をめぐる関連議案を僅差（きんさ）で議決した。９月議会で、計１１億２５００万円の工事請負契約締結案の議決を得て着工される。 「不急の事業」とする反市長派の市議らに対し、大山市長は「議決に従うのが市長の責務」と推進の構えを崩さない。市長支持の市民も「中津川市の未来を守る会」を結成し、リコール阻止