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1号機の建屋カバー、組み立て開始 福島第一原発
印刷 メール 1号機の建屋カバー、組み立て開始 福島第一原発 関連トピックス 東京電力 原子力発電所 ... 印刷 メール 1号機の建屋カバー、組み立て開始 福島第一原発 関連トピックス 東京電力 原子力発電所 横付けされたクレーンを使い、建屋カバーの工事が始まった福島第一原発1号機(左)=東京電力のライブカメラより 東京電力は10日、爆発で屋根が吹き飛んだ福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋を覆うカバーの組み立てを始めた。放射性物質が漏れ出すのを抑えるのが目的だ。9月末の完成を目指す。 カバーは縦47メートル、横42メートル、高さ54メートル。長さ140メートルのアームを持つクレーンで、建屋南東からカバーを支える柱の組み立てを始めた。ポリエステル繊維に燃えにくい樹脂を塗ったパネルを鉄骨の骨組みにはめ込む構造。被曝(ひばく)を避けるため、クレーンを遠隔操作して組み立てる。日本建築をヒントにねじやボルトを使わない方式を採用した。 1号機周辺の放射線量は毎時1〜20ミリシーベルト。カバーには放射性物