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玄侑宗久さん「日本人の心の混乱が出た」 被災薪問題
印刷 メール 玄侑宗久さん「日本人の心の混乱が出た」 被災薪問題 関連トピックス 芥川賞・直木賞 ■福... 印刷 メール 玄侑宗久さん「日本人の心の混乱が出た」 被災薪問題 関連トピックス 芥川賞・直木賞 ■福島県に住む芥川賞作家の僧侶、玄侑宗久さんの話 放射能とどう向き合っていくか。日本人が抱える心の混乱が、京都の送り火というシンボリックな場面で出たと思う。京都市は「被災地を支援したい」との思いから薪を使うことを決めたと思う。でも、放射性物質を帯びているとわかって燃やすことはない。わずかだとしても飛散はする。苦しい思いはわかる。福島県民のなかでも、心の分裂がある。環境中の放射性物質はできる限り取り除きたい心情と、気にしすぎていたら暮らしていけないという心情と。私は、京都を責めないでおきたい。 ◇ ■京都大の内海博司・名誉教授(放射線生物学)の話 薪の使用中止を決めた京都市の判断を、京都人として恥ずかしく感じる。そもそも薪の表皮を処理してから持ってくる方法もあったうえ、検出された放射性物質の量な
2011/08/13 リンク