朝日新聞デジタル：ＡＣＬ、日本勢苦戦の理由は… 資金力・経験の差影響 - スポーツ

３月１３日の北京国安戦で失点し、うなだれるＭＦ青山（６）ら広島の選手たち。広島は１勝も挙げられず１次リーグで姿を消した サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は、１次リーグを通過した１６チームによる決勝トーナメント（Ｔ）１回戦が終わり、準々決勝へ進む８チームが決まった。日本勢は柏が勝ち残っているが、広島、仙台、浦和は１次リーグで敗退した。日本勢が１チームしか決勝Ｔに進めなかったのは、出場枠が４チームに広がった２００９年以降で最も少ない。苦戦の原因は何だったのか。 「経済力の差によって生じる外国人選手の質の違いが、大きな影響を与えている」。Ｊリーグの中西大介競技・事業統括本部長はそう指摘する。 浦和と広島は、豊富な資金で有力外国人をそろえる中国勢に苦しめられた。浦和が対戦した広州恒大は、パラグアイ代表ＦＷバリオスら南米出身の３選手が１次リーグのチーム総得点１４のうち１０点をマ

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「Ｊリーグでは観客数の伸び悩みなどから高額な大物外国人獲得に資金を回せないクラブが多い。新たに導入されたクラブライセンス制度も負担が重い」