asahi.com（朝日新聞社）：吉田えりがラスト登板「野球に専念できる環境探す」 - スポーツ

最後の公式戦登板を終え、仲間と携帯電話で記念撮影する吉田えり（右）＝１日、兵庫県明石市の明石公園野球場、飯塚晋一撮影 野球の関西独立リーグ・神戸の吉田えりが今季限りで退団することを決め、１日、兵庫・明石公園野球場での今季最終戦に臨んだ。８回に６番手で登板。得意のナックルでこの回を１安打無失点に抑えた。 吉田は「今後のことはまだ決めてないけど、もっと野球がうまくなりたい。野球に専念出来る環境を探して、来年も挑戦したい」と話した。球団関係者らによると、指導者を目指しており、大学進学も含めて進路を考えるという。 同リーグは今春発足し、吉田はドラフト７位で神戸に入団。男性選手と一緒にプレーする初の女性プロ選手として注目を集めた。成績は１１試合に登板し、０勝２敗だった。 神戸の広田和代社長は「集客面では痛手になる。でも、どんな方向に進むにしても、彼女の目指すものに近づけるよう応援したい」とエ