ドッジ、経済安定９原則実施について声明 ／ クリック ２０世紀

引用ドッジはデトロイト銀行頭取で、自由主義的経済政策の信奉者であり、ドイツ占領軍の軍政部財政部長を務めた経験があった。 ドッジ・ラインの背景には、敗戦後の激しいインフレがあった。 敗戦直後には臨時軍事費特別会計の放漫な支出、その後は傾斜生産方式による復興金融金庫融資が通貨増発をもたらし、 インフレの原因を作っていた。 日本政府は生産拡大を優先し、段階的にインフレ収束を図る漸進的な「中間安定論」を唱えたが、 結局インフレ収束に主眼をおくアメリカ政府の「一挙安定論」が優勢となった。 アメリカは、冷戦の中で日本を反共陣営の一員として強化するため、経済の「自立化」「安定化」を図る政策に転換した。 そのあらわれが、四八年の経済安定九原則であり、これを具体化したのがドッジ・ラインであった。 来日後の内外記者団との初会見で、ドッジは「日本の経済は両足を地につけていず、 竹馬にのっているようなものだ。 竹

[hietaro]

結局、「ドッジライン」の「ライン」ってどこから出てきたの？