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探偵物語とはなにか
物語論の第2部では特に探偵物語というジャンルをコーパスに選びました。探偵物語は探偵の活躍を内容と... 物語論の第2部では特に探偵物語というジャンルをコーパスに選びました。探偵物語は探偵の活躍を内容として描くわけですが、それは生みの親ポオにしてすでに物語という形式に対する問いも含んでいました。ポオ以降も探偵物語は物語形式の新しい実験の場であり続けました。例えば、誰を語り手に据えるかという問題が、探偵物語の場合では「視点の限定による読者に対する情報操作」という物語効果 上の本質的な問題をはらんでおり、アガサ・クリスティなどの作家に個人芸を見せる機会を与えてきました。 このように、物語一般を考える上でも探偵物語が特権的なコーパスなのです。 物語は何らかの謎(「誰が?」「なぜ?」「どうやって?」)により導かれます。必要な情報が小出しにしか与えられないからです。例えば、「それからどうなったの?」(And then?)という疑問が物語の展開を引っぱる場合があります。このタイプの物語をE.M.フォスター