水素自動車、千葉県が初導入 エコ社会へ普及目指し

次世代のエネルギーとして注目を集める「水素」の活用を目指し、千葉県は２５日、水素を燃料とする「燃料電池自動車」を導入した。公用車への導入は県内初。 導入した燃料電池車は「ＭＩＲＡＩ」（トヨタ自動車）。水素ガス４・３キロの充てんが可能で、最大６５０キロ走行できる。価格は、装備品などを含め７８０万円。国から２０２万円の補助を受けるという。 同日開かれた納車式には、森田健作知事、トヨタ自動車の毛利悟専務、県内で同車を扱うディーラーの千葉トヨタ自動車と千葉トヨペットの社長がそれぞれ出席した。試乗した森田知事は「非常にスムーズで、音がしない」と驚いていた。 県職員が使用するほか、環境関係の各種イベントで展示する。森田知事は「水しか排出しない大変なエコカーだ。エコ社会の実現に向け普及啓発していきたい」とした。

[tk18]

20150826//水素自動車、千葉県が初導入　エコ社会へ普及目指し//