中国４０００年前の麺はラーメン？ 青海省の遺跡調査で考古学者が推測 | 中国通信社

11月 8, 2005 （中国通信=東京）西寧７日発新華社電によると、中国青海省の喇家遺跡の発掘調査で先ごろ発見された４０００年前の麺（めん）は、中国の専門家の鑑定の結果、アワで作られたものであることが判明した。 専門家は「この麺は目下のところ人類が知り得た最も古い時代の麺である」と述べている。 青海省民和回族土族自治県にある同遺跡は２００２年に発掘調査が行われ、２０号家屋遺跡の地表から茶碗に入った麺状の遺物が発見された。この発掘調査にかかわった青海省文物考古研究所の蔡林海氏の説明によると、発掘時に赤い陶器茶碗が地上にころがっていた。碗内は泥で埋まっていたが、碗を起こしてみると、碗内に何か残っているものがあることがわかった。よく見ると麺状の食物であった。しかしすでに風化し、わずかにセミの羽のような薄い表皮だけが残っていた。しかし、くねくねと巻いたような原形はある程度残されていた。麺はすべて

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粟のラーメン