名駅周辺、国が集中整備へ リニア見据え水害対策急務:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

全国でも浸水被害が起きる危険性が高いとして、国は名古屋駅周辺などの名古屋市中心部を、早急に水害対策をする地区に登録した。堀川の河川改修や、雨水をためる施設の整備、ポンプの新設などを集中的に進める。駅一帯を訪れる人が増えると予想される二〇二七年のリニア中央新幹線開業も見据え、高い危機管理能力を備えた都市づくりを目指す。 水害対策が進められるのは、名駅周辺と、名古屋城から南の堀川流域の市中心部。ゲリラ豪雨などの水害対策を集中的に進める国土交通省の「一〇〇ミリ安心プラン」の対象地区に登録された。プランには一三年から全国二十一地区が登録されており、対策費用が重点的に交付される。名駅や堀川周辺は、名古屋市が登録を申請していた。 登録された計画によると、名駅周辺では名駅の東と南に雨水をくみ上げるポンプを増強、新設するほか、雨水をためる貯留管を整備し、下水道管を改修する。堀川では護岸改修と川床掘削をして

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「堀川の河川改修や、雨水をためる施設の整備、ポンプの新設などを集中的に進める」