日本の民主主義を考える / 特定非営利活動法人 言論NPO

2012年10月４日（木）収録 出演者： 増田寛也氏（野村総合研究所顧問） 武藤敏郎氏（大和総研理事長） 宮内義彦氏（オリックス株式会社 会長兼グループCEO） 司会者： 工藤泰志（言論NPO代表） 決められない政治またはマニフェストの形骸化など、課題解決を先送りする政治状況が続いている。民主党、自民党の党首選を終え、次の選挙が予想される中で今日の民主主義の問題とその解決策について、言論ＮＰＯのアドバイザリーボード3人が話し合った。 日本の民主主義は、ぶれやすい民意と、それに応えようとポピュリズム化する政治家、形骸化しつつある制度に問題があると指摘された。そうした状況からもう一度、代表制民主主義を機能させるために、有権者が当事者意識を持ち、政党のガバナンスを監視し、マニフェストを軸とした政治を機能させる必要があるとの見解が示された。

[SasakiTakahiro]

「有権者は政治家に白紙委任をしない」。