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シカ食害から希少植物保護へ 早池峰山 « Iwanichi online 花巻地方のニュース
ニホンジカの食害から国定公園早池峰山の希少植物を保護しようと林野庁は2012年度、越冬地を把握す... ニホンジカの食害から国定公園早池峰山の希少植物を保護しようと林野庁は2012年度、越冬地を把握する生息調査を実施する。11年度の調査結果を踏まえ、さらに具体的な生息エリアを絞り込むことで、県と連携しながら捕獲頭数調整などの対策に役立てる。 県自然保護課によると、ニホンジカは大船渡市、釜石市などにまたがる五葉山を中心に5000~7000頭が見込まれ、繁殖力が強く、生息域を拡大させて県内を北上しつつある。 県農業振興課がまとめた作物や田んぼの被害額は、遠野市や大船渡市、宮古市など合わせて05年度の6450万円から10年度は1億7700万円と2・7倍に達した。 早池峰山周辺でも目撃情報が寄せられており、同庁東北森林管理局が食害の未然防止に向け、同山を中心に20キロ四方の4万ヘクタールで、昨年度初めて生息密度や森林影響調査を実施した。 その結果、生息密度の平均は1平方キロ当たり3・9頭で、
2012/07/14 リンク