気仙沼のお食事処「浜の家」が室根で再開 « Iwanichi online 一関・両磐地方のニュース

宮城県気仙沼市でお食事処（どころ）「浜の家」を経営していた小野寺信通さん（５４）は、避難先の一関市室根町で店を再開した。東日本大震災に伴う大津波 で店舗も自宅も失ったものの、多くの支援者からの協力を受けてスタート。気仙沼市につながる国道２８４号沿いで、震災からの復興に向けて立ち上がった。 小野寺さんは高校卒業後、東京都や山形県などで料理人として経験を重ねて浜の家をオープンさせ、２０年にわたり気仙沼のフカヒレをはじめ新鮮な海鮮料理、そば、米沢牛料理を提供してきた。 同店が多くの人に利用される店舗になったのもつかの間、震災による大津波で一変。小野寺さんや妻治美さん（４９）ら家族５人は全員無事だったものの、気仙沼港から約３００メートルしか離れていない店舗と自宅は一瞬でなくなった。 生活拠点を求め、各方面に声掛けをした結果、気仙沼に住む知人の厚意で、一関市室根町折壁字五反田地内の元飲食店だっ

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気仙沼のお食事処「浜の家」が室根で再開