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神話の果てに 第12部・東京電力福島第1原発廃炉の現場(上)過酷な作業/高線量状態が日常化 | 河北新報オンラインニュース
廃炉作業が本格化し、使用済み核燃料が入ったキャスクをつり上げる作業員ら=2013年11月12日、... 廃炉作業が本格化し、使用済み核燃料が入ったキャスクをつり上げる作業員ら=2013年11月12日、福島第1原発4号機 ◎体の異変、よぎる被ばく <「常識」通用せず> 右脳への血流が止まっていた。病名は内頸(けい)動脈閉鎖症。脳を写した画像は半分が真っ暗だった。 東京電力福島第1原発で事故処理作業に当たっていた関東地方在住の男性は今、労災を申請するかどうか迷っている。 焦点になるのは、原発作業による被ばくと発症との因果関係。診察した医師からは「常識的にはあいまいだ、としか言えない」と説明されたが、男性は納得できないでいる。 「体の異常は原発作業が原因としか考えられない。確信は持てないけれども」 事故処理作業に関わる前に撮った脳のコンピューター断層撮影(CT)は正常だった。それなのに、「普通だったら生きていられない」と医師から言われるほどの症状に陥った。 他の原発でも働いた経験がある
2014/04/11 リンク