「農地のない自治体」と交流新事業 大潟村 | 河北新報オンラインニュース

全国の自治体で唯一、農地のない千葉県浦安市と交流事業をしている秋田県大潟村は本年度、「浦安こまち」と名付けた有機栽培のあきたこまちを生産する事業を始めた。松崎秀樹浦安市長らが１２日、村を訪れて田植えを体験した。 浦安こまちは、村の農家末田盛彦さん（４７）の水田２．６ヘクタールで栽培する。収穫後は村の第三セクター「村カントリーエレベーター公社」に出荷し、浦安市内で販売する予定。 １２日は松崎市長をはじめ市関係者ら７人が、末田さんや高橋浩人大潟村長と苗を植えた。松崎市長は「田んぼの広さに驚いた。市民は浦安こまちを食べることを心待ちにしている」と語った。 八郎潟干拓で大規模営農のモデル農村として誕生した大潟村と、東京湾の埋め立て地にある商工業都市の浦安市は、２００９年から都市と農村の交流事業を続けている。浦安こまちの生産は、浦安市が「市民のために安心安全なコメを作ってほしい」と依頼、村が企

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「浦安こまち」

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