神戸新聞｜東・北播磨｜車内で迫力の演奏 神鉄が「おやじジャズトレイン」

列車内に響く生演奏を楽しむ「おやじジャズトレイン」が１７日、神戸電鉄の谷上駅（神戸市北区）‐志染駅（三木市）間で運行された。約１５０人が乗車し、ジャズバンドの迫力ある旋律に合わせて手拍子していた。 乗降客の減少が続く同電鉄粟生線を盛り上げようと兵庫県神戸県民局が主催し、同電鉄が車両を提供した。昨年１１月に続いて２回目で、車窓に流れる新緑の景色が美しい季節に合わせ、通常の営業列車にはない谷上駅発‐志染駅折り返しという往復ルートを設定した。 列車は４両編成で、今年３月から運行するラッピング車両「ハッピートレイン」を使用。２両ずつに分け、同県民局などが主催する「おやじジャズバンドコンテスト」で上位入賞経験のある二つのバンドが乗り込んだ。 神戸を拠点に活動する５人組の「サンド・ストーム」は、鉄道にちなみ「Ａ列車で行こう」で演奏をスタートした。「列車酔いするメンバーがいますが、頑張ります」などマイク