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〔週刊 本の発見〕『純粋な幸福』(辺見庸)
毎木曜掲載・第233回(2021/12/9) あえぎながら自分の生を自覚する 『純粋な幸福』(辺見庸、2019年、... 毎木曜掲載・第233回(2021/12/9) あえぎながら自分の生を自覚する 『純粋な幸福』(辺見庸、2019年、毎日新聞出版)評者:根岸恵子 わたくしごとであるが、先月、とても近しい友人を二人もなくした。 一人は11月2日。彼は8月に「僕は入院したけれど、コロナではなかったよ」というメールを送ってきた。「コロナでなくて本当によかった」とその時返信したけれど、その後彼に会うことはできなかった。あのときあんな安易なメールを送ってしまったことを今でも後悔している。のう天気なメッセージに本当の病名を言えずにいたかもしれないし、そんなことを言う人でもなかった。 もう一人は11月22日。亡くなる二週間前に彼女と一緒に友人の展覧会に行き、帰りに居酒屋に入った。食いしん坊で大喰らいの彼女があまり食べなかったことに何故彼女の病に気が付かなかったのだろう。あのとき駅で「じゃあまたね」と笑顔で見送ったときの顔