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紛争が生んだ母子の肖像 写真展「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」
Intended Consequences Photographs by Jonathan Torgovinik ジョゼットと息子トマス 「正直言って、息... Intended Consequences Photographs by Jonathan Torgovinik ジョゼットと息子トマス 「正直言って、息子に愛を感じたことはなかった。息子の父親が私にしたことを思い出すたびに、唯一の復讐は息子を殺すことだと思った。でもそうしなくてよかった。好きになろうと努力したけど、むずかしい」 「息子に愛を感じたことはない」 肩を抱き手を取り合う母子の美しいポートレートは、凍てつく緊張感にあふれる。 1994年、中央アフリカの小国ルワンダでは、フツ族の大統領暗殺をきっかけに少数派のツチ族狩りと無差別の虐殺が始まり、100日間で80万人といわれる大量殺戮が起こった。女性たちは家族や親族を殺されたあげくに連れ去られ、繰り返し性的暴行を受け妊娠して新たな命を産んだ。母は「敵の子」の親としてコミュニティから疎まれ、HIV(エイズウイルス)の感染がわかり「息子の父
2011/01/29 リンク