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少子化問題その根源を問う(第3回)
日本の少子化の背景には、男尊女卑があると思います。 多くの企業においては、女性を戦力としてまだ10... 日本の少子化の背景には、男尊女卑があると思います。 多くの企業においては、女性を戦力としてまだ100%は期待していないし、そのために優秀な女性を産休や育休からの復帰後に最速のキャリアパスに戻す仕組みは一部の専門職以外は機能していません。家庭においては、男性の家事参加が全くと言っていいほど進んでいません。そうした現象の背景にあるのは、男尊女卑の考え方であることは疑い得ないでしょう。 では、日本における男尊女卑とは何なのでしょうか? 男性が女性より体力・知力・胆力において優位である、つまり男性の強さが確立している社会ということなのでしょうか? 逆だと思います。男性が強いのではなく弱いのです。男性が体力・知力・胆力において女性に比べて脆弱なのです。もう少し正確に言えば、個々の男性というよりも、社会全体として「男性の脆弱性が許容され放置されている」のです。ここに大きな問題があります。 例えば、共働
2012/06/01 リンク