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解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「コソボ独立をめぐって」
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年02月19日 (火)視点・論点 「コソボ独立をめぐって」 ... << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年02月19日 (火)視点・論点 「コソボ独立をめぐって」 東京大学大学教授 柴 宜弘 コソヴォはセルビア共和国の南部に位置する自治州でした。1999年のコソヴォ紛争終結後、国連の暫定統治のもとに置かれてきましたが、2月17日に独立を宣言しました。面積は約1万平方キロ、人口は約2百万で、ちょうど岐阜県と同じ規模の国家です。コソヴォ議会で採択された新国旗は、EUと同じ青地の旗の中央にコソヴォの領域が黄色で描かれ、そのうえに、アルバニア人、セルビア人、そのほかのマイノリティーをも象徴する6つの白い星が配されています。この国旗は新国家の性格をよく表しているように思います。 まず、今回のコソヴォの独立に至る経緯を簡単にまとめておきます。旧ユーゴスラヴィア時代、コソヴォはセルビア共和国に属する一自治州で、6つの共和国とほぼ同等の権限、例
2008/02/22 リンク