くらし☆解説 「何が問題？レーシック手術」 | くらし☆解説 | 解説委員室:NHK

視力を回復させるレーシック手術について、消費者庁は、2013年12月、重大な危害が発生したケースがあるとして「安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けるよう」呼びかけました。 このレーシック手術の何が問題なのか、考えます。 Ｑ：レーシック手術は、どのような手術なのですか？ 私たちの眼の断面です。外からの光は角膜と水晶体を通って網膜で像が結ばれて、ものが見えるわけです。 近視になると、網膜の前で像が結ばれて、ぼやけて見づらくなってしまいます。 そこでメガネをすると、レンズで光の屈折が変わって、網膜で像が結ばれ、よく見えるようになります。 次にレーシック手術を説明しましょう。手術は、ベッドで仰向けになって受けます。 まず、角膜の表面を薄く切って、めくります。 レーザーをあてて、角膜を削ります。そして、ふたをするように元に戻します。 すると、角膜の部分がメガネのレンズのような

[arajin]

「視力検査の「１．０」という数字には表れない見えづらさを感じるケースがある」「手術の時に角膜の表面を薄く切っているので、この神経が切れて、乾いていることを感じづらくなってしまう」