協賛金激減で「ふくろい遠州の花火」中止 - 社会ニュース : nikkansports.com

全国５大花火の１つとされ、静岡県袋井市で毎年８月に行われる「ふくろい遠州の花火」を主催する袋井商工会議所は２５日、景気の悪化で企業協賛金が約４割しか集まらないとして、今年の開催中止を決めた。 同花火は１９９５年に始まり、毎年約３万発が打ち上げられ、昨年は約４５万人が集まった。全国の一流花火師が加盟する日本煙火芸術協会の小口昭三前会長（８０）は「大規模な大会で観客にも好評だっただけに非常に残念。ほかの大会への影響も心配」としている。 景気悪化を受け同会議所が２月に行った企業への緊急アンケートで、昨年は約８５００万円集まった協賛金が約４割に落ち込むことが判明。大会規模の縮小も検討したが、「そうすれば観光客が減り、チケット代収入なども減少するため、最終的に開催は困難と判断した」という。 同会議所の高橋徹事務局長は「楽しみにしていた方々に申し訳ない。来年はどのような形なら開催できるのか検討していき