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危険水域に達してきた中国の格差拡大 / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社
政治・経済のニュースは、ほぼ自民党総裁選一色になってしまったようだが、こういうときこそ、ちょっと... 政治・経済のニュースは、ほぼ自民党総裁選一色になってしまったようだが、こういうときこそ、ちょっと視点を変えて、このところめっきり報道が少なくなった隣の国の経済について考えてみたい。 少なくとも表面的には、予想されたほどのトラブルもなくオリンピックが終了し、先日からはパラリンピックが開幕した中国のことである。その中国において、上海株の暴落が止まらないのだ。 日本でいう日経平均株価に相当するものに、上海総合指数という株価の指標がある。その値が、オリンピック開幕直前の8月7日では2728だったものだが、ほぼ一本調子に下がり続け、9月5日には2202。約1カ月で2割近くも下落している。 それどころか、昨年11月には一時6005の最高値を記録しており、そこから数えると10カ月でなんと半分以下、63%も下落しているのだ。 一方で、中国はまだ経済成長率が2桁を続けているという。そんななかで、株価
2008/09/08 リンク