久留米のからくり人形が機械遺産 東芝の礎築いた発明家作 [福岡県] - 西日本新聞

久留米のからくり人形が機械遺産 東芝の礎築いた発明家作 [福岡県] 2013年07月23日（最終更新 2013年07月23日 21時25分） 「機械遺産」認定が決まった「弓曳き童子」（久留米市教育委員会提供） 日本機械学会（東京、矢部彰会長）は２３日、歴史的意義がある機械などを顕彰する２０１３年度の「機械遺産」に、福岡県久留米市出身の発明家で東芝の礎を築いた田中久重（１７９９～１８８１）作のからくり人形「弓曳（ひ）き童子（どうじ）」など６点を認定すると発表した。８月７日に東京大学で認定表彰式がある。 「からくり儀右衛門」の愛称で知られた久重の弓曳き童子は江戸後期の作で、台座を含めた高さは約５０センチ、人形本体は高さ約２１センチ。久留米市教育委員会が所蔵している。 ぜんまいを動力に人形が自分で矢をつかみ、弓につがえて的に放つ動きを見せる。狙いを定める際に首をかしげるなど細かな仕掛けもあり、「

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