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児童ポルノ法改正は困難 与野党に溝、協議進まず / 西日本新聞
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児童ポルノ法改正は困難 与野党に溝、協議進まず / 西日本新聞
児童ポルノの拡散防止を強化する児童買春・ポルノ禁止法改正の今国会での実現が困難な情勢となっている... 児童ポルノの拡散防止を強化する児童買春・ポルノ禁止法改正の今国会での実現が困難な情勢となっている。与野党双方の改正案は国会に出そろったが、互いの案を激しく批判し合って歩み寄る気配がみられず、協議は全く進んでいない。 個人が趣味で持つ「単純所持」を禁止しないのは、主要8カ国(G8)で日本とロシアだけ。このため与党は昨年6月、単純所持を一律に禁止した上で、性的好奇心を満たす目的の所持には罰則を科す改正案を衆院に提出した。一方、民主党は単純所持の一律禁止は「恣意(しい)的な捜査につながりかねない」と批判。児童ポルノを買うか、何度も繰り返し取得した場合に適用する「取得罪」創設を柱とする改正案を今年3月に衆院に提出した。 民主党案に対し、与党内からは「法改正の出発点はあくまで単純所持の禁止。民主党案では改正の意味がない」(自民党ベテラン)との批判が続出し、接点を見いだすのは難しいとの意見が大勢を占め