中岡望の目からウロコのアメリカ - アメリカの保守派の論者が考える安倍政権の”国の形”

安倍新政権の思想の輪郭が次第に明らかになってきています。土曜日のテレビ番組で塩崎官房長官が「安倍首相は“日本の形”を語った最初の総理である」という趣旨の発言をしていました。安倍首相の考える“日本の形”は、ある意味では、戦後の総否定に通じるものかも知れません。今まで、戦後の総括を主張した政治家はたくさんいましたが、この戦後生まれの宰相は、戦後民主主義全体に不満を抱いているようです。日本がますますイデオロギー的な対立に陥っていくのではないかと思います。今回は、「アメリカのメディアの見た安倍首相」の第二弾です。保守派を代表する『The Weekly Standard』（10月９日号）に掲載された「A Japan That Can Say Yes」の紹介です。以前、ソニーの創業者・盛田昭夫と石原慎太郎都知事が書いた本『Noといえる日本―新日米関係の方策』（1989年刊行：英語のタイトルは「Japa

[MANGAMEGAMONDO]

アメリカは安倍政権がネオコンっぽいからスキって?　そんなアメリカがナイーブかどうかはともかく、記事中でのPV数発表とか、国連事務総長のすごい解釈とか、この先生も十分ナイーブじゃないだろうか。

[odd991]

戦後民主主義の否定がリベラルデモクラシーの擁護につながるか、それをリベラルナショナリズムと呼べるか

[Schuld]

国連事務総長は常任理事国以外から、各地理区域の持ち回りで選出するのが慣例。先進国から国連事務総長が出た例はなし。安保理常任理事国を目指すなら、日本からの事務総長選出は拙劣でしょう。