山陰中央新報 - 三江線の存廃問題／地域交通の位置づけを

ＪＲ三江線（江津−広島県三次）で実施しているバス増便実験が周辺地域に波紋を広げている。 現在の列車便に加えてバスを運行させた場合、列車を含め全体の利用者がどの程度増えるかを調査する狙い。しかし沿線市町では「鉄道を廃止する布石ではないか」と危機感を強めている。 このため、沿線の市町長や議員らがＪＲ西日本に対し増便実験の本当の狙いをただすとともに、実験結果にかかわらず三江線を存続するよう要望。島根県に対しても存続に向けて財政支援を求めた。 これに対し、増便実験を実施しているＪＲ西日本は「三江線の潜在需要を調査するのが目的。存廃の判断材料にするものではない」という。 しかしそれは当面の存廃判断の材料にしない、という意味であり、将来に向けてバス転換や鉄路廃止の選択肢まで否定したわけではない。そんな疑念も沿線地域にくすぶる。 実験結果を沿線地域が懸念しているのは、三江線の利用者が近年激減し

[katamachi]

バス増発実験が存廃の判断材料であり、実際、結果が出そうもない→鉄道維持どころかバス転換しても路線維持は困難であることを直視する必要があるのでは？

[hatayasan]

「１０月の増便バス利用者は延べ１７１２人、１日平均５５人。１便当たりにすると、３人しか乗っていない。その後利用者は増える傾向にあるが、「思った以上に厳しい数字」とＪＲ西日本米子支社。」

[dzod]

JR西も「判断材料にはしない」なんて言いきっていいのかね。だってどう見てもそのための実験としか見えないんだけど