信濃毎日新聞［信毎web］ 「どぶろく特区」低調 免許手続き複雑で敬遠か

国の構造改革特別区域「どぶろく特区」に認定されている県内１１地域の多くで、どぶろく造りのために酒造免許を得た農家などが数軒にとどまっている。免許取得の手続きが複雑で煩雑なことから二の足を踏んでいるのが、主な理由とみられる。規制緩和による地域活性化のモデルとして注目され、１０軒以上の取得を想定した地域もあるが、一部の地域を除き、当初の盛り上がりは失われている。 ２００５〜６年に相次いで特区の認定を受けた大町市、北安曇郡白馬村、小谷村。地域を挙げて民宿でどぶろくを造って観光客に提供し、リゾート地の新しい魅力づくりを−と狙っていた。５、６年後の酒造免許取得者の目標はそれぞれ５〜１０軒を見込んでいたが、現在のところ大町市で２軒、白馬、小谷両村で各１軒しかない。 「免許取得の申請が複雑で大変。行政文書に慣れていない人には難しい」と、白馬村内でただ１人の製造者、吉沢篤さん（６７）。申請に必要な書類

[wackunnpapa]

“申請に必要な書類は、製造方法から製造場の配置、収支見込みまでＡ４判で３０枚を超えるという。”そりゃ誰も応募しない（＾＾；）。3枚程度に抑えなきゃ。