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琉球大学の下地教授は、2013年まで沖縄県庁でEVの普及に取り組んできた。沖縄県におけるEV普及の重要性... 琉球大学の下地教授は、2013年まで沖縄県庁でEVの普及に取り組んできた。沖縄県におけるEV普及の重要性について、「環境に優しい観光地としてのイメージアップと他の観光地との差別化に貢献する」と強調する。 観光産業は沖縄県の基幹産業であるが、これまで順調に観光客数の増加が続いてきた。そして、2013年は過去最高の641万人に達した。 しかし、観光客を精査するとまだまだ成長の余地があると指摘する。下地教授は、「600万人という大きな数字ではなく身近な数字で、どのような人が来ているのかを知ることが大事。例えば、1日あたりの滞在者数を考えた場合、季節変動を加味して6〜9万人と試算できる」と説明する。 この6〜9万人をさらに精査すると、2012年時点で約82%がリピーターだという。しかし、この数字を単純に捕らえてはいけない。下地教授は、「リピーターが80%以上と聞くと、沖縄県の観光産業は成熟している