岩手銘菓「かもめの玉子」本社倒壊も早期生産再開へ ― スポニチ Sponichi Annex 社会

岩手銘菓「かもめの玉子」本社倒壊も早期生産再開へ さいとう製菓株式会社の「かもめの玉子」 Photo By 提供写真 岩手県を代表する菓子「かもめの玉子」も復活に向けて動きだした。製造元「さいとう製菓」の本社は大船渡市内にあり、津波で倒壊。だが、斉藤俊明社長（６９）は「生きるためにやるしかない」と、早期の生産再開を目指して立ち上がった。 最大で２０メートルを超える津波が襲ったとみられる大船渡市。港から約２００メートルのさいとう製菓本社は波にのみこまれ、鉄筋コンクリートの外壁だけが残った。 地震発生時、斉藤社長は入院している親戚の見舞いに妻（６７）と盛岡市内にいた。車を走らせて急いで戻ると、市内はがれきの山。「頑丈だった会社の壁に、丸太が刺さって穴がボコボコ開いていた。見ていたら涙が出てきた」と立ち尽くした。 主力商品「かもめの玉子」は、カステラ生地で黄身あんを包んで卵形に焼き、ホワイ

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