東京新聞:戦跡を歩く（５）旧陸軍工兵学校（松戸市） 国内唯一 教育担う:千葉(TOKYO Web)

「松戸中央公園」（松戸市岩瀬）は、ＪＲ松戸駅東口から歩いて五分ほどにある。街中だが大木が茂り、うるさいほどのセミが鳴く。 公園入り口にれんが造りの門柱と、門柱脇に一人が入れる程度のコンクリート製建造物がある。公園門柱は、もとは旧陸軍工兵学校の正門柱だった。コンクリート製建造物は、工兵学校の歩哨（ほしょう）哨舎跡。市民が憩う公園は以前、軍事施設だった。 門柱と哨舎跡は、松戸市の有形文化財にも指定されている。市などによると、工兵学校は旧陸軍が建築や架橋、爆破などの作業を行う工兵の高度な技術研修のため、一九一九年に開校し、国内で唯一の工兵教育を担う施設だった。

[yoiIT]

あの門、旧陸軍工兵学校の正門だったのか。