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東京新聞:平塚の県立高不適正入試 校長ら裁量で選考:神奈川(TOKYO Web)
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東京新聞:平塚の県立高不適正入試 校長ら裁量で選考:神奈川(TOKYO Web)
「髪を染めたあとがある」「胸ボタンが開いている」−。県教委が二十八日明らかにした平塚市の県立神田高... 「髪を染めたあとがある」「胸ボタンが開いている」−。県教委が二十八日明らかにした平塚市の県立神田高校(渕野辰雄校長)の不適正入試では、受験生が知らないうちに服装などをチェックされ、校長らの裁量でその人生が左右されていた実態が浮き彫りになった。 (松平徳裕、加藤木信夫) 教師のチェック内容は十項目ほど。中には「落ち着きがない」「つめが長い」「体育シューズをはいている」などもあった。入学願書提出時は、整列させる教師がチェックし、生徒に声を掛けないことも指示された。異議を唱える教師はいなかったという。渕野校長は「困った生徒が同じクラスに集中しないよう、選考に使う以前からチェックはしていた」と説明した。 選考では、まず校長、副校長、教頭の三人が成績順に並べた表から、チェック項目が多かった受験生らを不合格とした案を作成。全教員で案を基に決定した。百九十六人が受験し五十六人が合格した二〇〇八年度前期入