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東京新聞:格納容器大破の恐れあった 福島2号機 ベント失敗裏付け:社会(TOKYO Web)
二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故で、2号機が危機的な状況にあった当時、格納容器内の圧力を... 二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故で、2号機が危機的な状況にあった当時、格納容器内の圧力を下げるベント(排気)が失敗していた可能性が高いことが二十日、東電が公表した配管などの放射線量の調査結果から分かった。 2号機では事故発生から四日目の三月十四日夜から原子炉の圧力が高まり、注水も難航。ベントで内部の蒸気を放出して圧力を下げようと何度も試みたが、電源喪失の状況下では弁の操作は困難を極めた。ベントができなければ格納容器が大破して高濃度汚染が広がり、福島第一の収束作業そのものができなくなる可能性も十分あった。
2015/05/22 リンク