東京新聞:北朝鮮 “死のホテル” 工事再開後 １５人事故死:国際(TOKYO Web)

【ソウル＝城内康伸】北朝鮮の平壌にある同国最大の百五階建て高層ホテル、柳京（リュギョン）ホテル（地上約三百メートル）の工事現場で、工事再開後の二〇〇八年夏以降、十五人の作業員が事故死していたことが十五日、同ホテルの事情に詳しい消息筋の話で分かった。 一九八七年に着工した同ホテルは資金不足のため九二年に工事が中断。長らく“幽霊ホテル”などと呼ばれていたが、劣悪な労働環境で多数の人命被害も出ていた。 消息筋によると、犠牲となったのは、高層で外壁工事などに動員されていた朝鮮人民軍兵士や「突撃隊」と呼ばれる労働者。消息筋は「ホテルの工事現場では安全ベルトの装着などが徹底されておらず、墜落死が続出した」と証言。着工以来の犠牲者の数は約五十人に上るという。 建設は金正日（キムジョンイル）総書記の指示で始まった。金総書記ファミリーの資金を管理する朝鮮労働党三九号室傘下の「妙香山経済連合体」が事業を担当。

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あれ？経年劣化もあるけど、地盤がダメで傾いてるんじゃなかったっけ？