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YamaguchiJiro.com - 06年9月:極右と民主主義という対立軸
九月一日の夜、何とはなしにテレビのニュースを見ていると、安倍晋三が自民党総裁選挙に立候補を表明し... 九月一日の夜、何とはなしにテレビのニュースを見ていると、安倍晋三が自民党総裁選挙に立候補を表明したことがトップで報じられていた。巷で「日本沈没」という映画が大ヒットしていることは、決して偶然ではない。リーダーに人を得なければ、日本は沈没の瀬戸際に立たされることになるだろう。また、国民のそうした不安は大きい。 「闘い」と「美」が安倍政治のキーワードだそうである。この二つの結びつきは、大変不吉である。絵描き上がりで、『わが闘争』という書物を著したヒトラーと共通しているからである。安倍をヒトラーになぞらえるのはいささか飛躍であろう。それにしても、平然と美意識を振りかざす政治家は、民主政治には不適格である。何を美しいと感じるかは、人それぞれである。権力者が自らの美意識を実現するために政治を行うというのは、違う美意識を持つ者にとっては迷惑千万である。しかも、美意識の追求にはブレーキがない。醜いものや
2006/09/14 リンク