経団連会長に東レ・榊原会長…異例の副会長ＯＢ : ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

経団連は９日、６月に任期満了となる米倉弘昌会長（７６）の後任に、東レの榊原定征(さだゆき)会長（７０）を充てる人事を内定した。 榊原氏が受諾した。１４日の会長・副会長会議で了承を得て、６月の定時総会で正式に決める。任期は２期４年とみられる。 経団連会長は、副会長ら現役幹部から選ぶのが慣例だ。榊原氏は副会長を２０１１年に退任しており、異例の人選となる。東レからの会長就任は初めて。 榊原氏は、新素材の炭素繊維を東レの主力事業に育てたり、グローバル化を進めたりするなど、経営手腕の評価が高い。政府の産業競争力会議の民間議員で論客としても知られ、安倍首相との関係も良好だ。米倉会長は日本経済の強みは、ものづくりにあると考えて、製造業から選ぶ方針を示していた。

[a1ot]

「政府の産業競争力会議の民間議員で、安倍首相との関係も良好」

[minonet]

経団連次期会長、東レの榊原定征会長が内定