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『文学のミニマル・イメージ モーリス・ブランショ論』 郷原佳以著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
モーリス・ブランショは、一般的に難解な批評家、作家として知られてきた。わからないことをわかったこ... モーリス・ブランショは、一般的に難解な批評家、作家として知られてきた。わからないことをわかったことにしようと、ブランショという固有名詞に「非人称性」や「虚無」のラベルを貼り、エクリチュールという言葉の「観念的」な一部分にのみ理解を押し込めようとしてきた側面があった。それはもっとも反ブランショ的な思考でありながら、表層的な理解はしばしばそのようになされていたように思える。 郷原佳以は、より正確に彼の声を知ろうという丹念な検討によって、これまでの「ブランショ的」な決まり文句を心地よい速度で剥がしてゆく。<ある(il y a(イリヤ))>ことの歓(よろこ)びにみちた書物だと思う。<ある>のはイメージそのものである。イメージは「開示しつつ覆うもの」という二重性を持つ。アンビヴァレンスそのものがイメージであることを支えている。さらに、ブランショの言語活動が<イメージに触れる>という身体的な表現によっ
2011/08/01 リンク