名松線全線復旧 ６年半ぶり : 中部発 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

２００９年１０月の台風被害で不通になっていた三重県中部のＪＲ 名松 （ めいしょう ） 線 家城 （ いえき ） ―伊勢 奥津 （ おきつ ） の１７・７キロが２６日、６年半ぶりに復旧した。一番列車が出発した津市美杉町の伊勢奥津駅には、地元住民や鉄道ファンらが集まり、大きな拍手と歓声で再開を喜んだ。 名松線は松阪―伊勢奥津間の４３・５キロを結ぶローカル線。ＪＲ東海は、赤字で再び災害の可能性も高いとして一時は、不通区間の廃止を表明した。しかし、地元住民らが全線復旧を求める１１万人超の署名を集めたことなどから、同社は県と津市が治山治水事業を進めることを条件に運行再開を決め、１１年５月に３者で協定を結んだ。 この日午前９時３５分、一番列車が約２２０人を乗せてゆっくりと出発。沿線では地元住民が「おかえり名松線」の旗を振って列車を迎えた。一番列車に乗車した津市美杉町のパート従業員田中富久子さん（５７

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「沿線では地元住民が「おかえり名松線」の旗を振って列車を迎えた。…「名松線を元気にする会」の中田かほる会長（７０）は「このにぎわいが今後も続いてくれれば」と話した」。名松線に乗って北畠神社に行こう！