復興へ 新成人決意新た : 福島 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

成人の日を前に８日、県内３９市町村で成人式が行われた。このうち、東京電力福島第一原発事故の影響で避難を余儀なくされている６町村も、役場機能の移転先などで実施。新成人は、旧友や恩師との久しぶりの再会を喜ぶとともに、復興への思いを胸に、新たな一歩を踏み出した。 飯舘村は福島市、浪江町は二本松市、双葉町と富岡町は郡山市、大熊町は会津若松市、楢葉町はいわき市でそれぞれ実施した。 県によると、今年の新成人は２万１８２１人（昨年１２月１日現在）で、男性１万１０７２人、女性１万７４９人。前年より９７人増え、９年ぶりの増加となった。 楢葉町の成人式では冒頭、東日本大震災の犠牲者を悼んで黙とうした。新成人を代表して、プロ競輪選手の訓練生、西尾優作さん（２０）は「慣れ親しんだ町にはいまだ帰れず、もうすぐ１年がたつが、復興を信じ、世の中に貢献できるよう努力し、一歩一歩前進していきます」と決意を述べた。 大熊町の

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新成人おめでとう。