重油８０００リットル消えた…夕張 : 北海道発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

北海道夕張市の平和し尿処理場で重油約８０００リットル（８０万円相当）が、地下のタンクからなくなっていたことが分かり、２１日の市議会行政常任委員会で報告された。ただ市のこれまでの調査で、隣接する川への流出は確認されず、盗難の可能性も低いことから、担当者も首をひねっている。 市市民課によると、６月３０日朝の時点で約８４００リットルあった重油が、７月１日朝の点検時には約２００リットルしか残っていなかった。施設には職員が常駐し巡回もしている。ドラム缶４０本相当の重油が盗まれた可能性は低いが、その一方で、市が行ったタンクや配管などの検査では、原因につながる破損も見つかっていない。 同課は「状況をみると地下タンクから漏れ出したと考えるのが妥当」としつつも原因が見つからないことから、今後専門家に意見を聞き、調査する方針。万が一に備え隣接する川にオイルフェンスを設置した。 重油は、し尿を処理する消化槽の温