真壁城跡からサイコロ : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

桜川市真壁町古城の国史跡・真壁城跡から、戦国時代に使われたとみられる石製のサイコロが出土していたことが明らかになった。同市教育委員会がまとめた発掘報告書に記載されており、市教委は「戦国時代の遊びを知る貴重な資料」としている。 市教委によると、真壁城は１５世紀半ばから築城されたとみられ、真壁氏が拠点として室町から戦国の混乱期を乗り切った。江戸時代に秋田へ移転させられ廃城となり、１９９４年１０月に国史跡に指定された。 市教委は９５年から史跡整備のため発掘調査を開始。サイコロは２００９年度の調査で発掘され、３月にまとめた報告書に記載された。報告書によると、サイコロは１・７センチ四方で目が彫り込んであり、やぐらや土塁といった防御施設周辺で、中下級の兵士たちが詰めていたとみられる場所で見つかったという。１５００年代末のものとみられる。サイコロ周辺には碁石や古銭、鉄砲玉などもあった。 真壁城跡では、以

[holyagammon]

盤双六のさいころかな