連戦連敗…あのハルウララ、ファンの支援で余生 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

連戦連敗が話題となって全国的な人気を誇った高知競馬の元競走馬「ハルウララ」（１８歳牝馬（ひんば））が、千葉県御宿町上布施の預託牧場「マーサファーム」にいる。 牧場スタッフの宮原優子さん（３１）は７月、飼育費などの支援者集めのため「春うららの会」を設立。「ここで静かな余生を送らせてあげたい」と話している。 ハルウララは１９９８年にデビュー。何度出走しても勝てず、２００３年に「９９連敗中のサラブレッド」などと紹介されると、それでもひたむきに走る姿が共感を集め、全国にファンが急増。人気ジョッキーの武豊さんが騎乗したこともあったが結局勝てず、０４年８月のレースを最後に引退した。成績は０勝１１３敗だった。 その後、栃木県や北海道などの牧場を転々としたが、東京都の馬主からの距離が近いという理由で、１２年１２月、マーサファームに迎えられた。 同牧場で馬を飼育する場合は通常、餌代や人件費などで月約１０万円