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「冷たい」…大阪市の給食食べ残し、年間5億円 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
大阪市が中学校で実施する給食の食べ残しが、食材費に換算して年間約5億円、総額(約20億円)の4分... 大阪市が中学校で実施する給食の食べ残しが、食材費に換算して年間約5億円、総額(約20億円)の4分の1に上ることが市教育委員会の調査でわかった。 分量は全体の3割弱で全国平均の約4倍になる。 市は2012年度から、仕出し弁当を届ける「デリバリー方式」で中学校給食を開始。しかし、衛生上の理由でおかずを10度以下にする必要があり、「冷たい」と残す生徒が多かった。 市教委は今年度、15校を抽出し、1学期に月2回の頻度で食べ残し量を調査。おかずは30%、米飯は17%、牛乳は9%が残されており、小中学校給食の食べ残し量の平均約7%(環境省調べ)を大きく上回った。 金額に換算すると、1食300円(自己負担)の食材費のうち75円分が廃棄される計算で、市教委は19年度までに各校に調理施設を整備するなどの対策を行う。
2016/01/14 リンク